爪の病気に気をつける

グリーンネイルの特徴とは

 

皆さんはグリーンネイルについてご存知でしょうか?
近年ではネイルアートを楽しむ方も増えてきていますので、
グリーンネイルの知名度も高くなっています。

このグリーンネイルというのは、爪の病気の一つであり、
症状がひどくなってしまうと大変です。

グリーンネイルを防ぐためには、
とにかく手先を清潔に保つということが重要になります。
ネイルアートをする上で、
ポリッシュを使った方法ではなくジェルを使った方法の場合には、
爪の表面がコーティングされることになります。

しかしジェルネイルは、
ある程度時間が経過すると部分的に浮いてしまうことがあり、
こういったジェルの浮き部分から水分が入り込みます。

水分が入り込んだ場所をしっかりとふき取ることは不可能ですので、
ここに細菌が繁殖してしまい、カビが生えた状態をグリーンネイルと呼んでいます。

 

グリーンネイルはすぐに治らない?

 

グリーンネイルには程度があり、
ごく初期の段階であればジェルネイルをオフして、
さらにバッファをかけるといった方法でカビが生えている部分を取り除くことができます。

しかし、ある程度症状が進行してしまうと
取り除くことが不可能になってしまいますので
カビが生えている部分がしっかりと伸びてくるまではネイルなどをせず、
ケアをしなければなりません。

爪は1日に0.1ミリ程度伸びているといわれていますが、
カビの生えた部分が多ければしっかり綺麗な爪に戻るまでの期間も長くなるでしょう。

2ヶ月から3ヶ月程度は時間が必要になることもあります。
グリーンネイルになってしまい取り除くことができない時には、
毎日消毒をしながらしっかりとケアをすることが大切になります。

 

オシャレなネイルは我慢してケアに集中する

 

前述の通りグリーンネイルを発症してしまうと、
ジェルネイルなどをすることが不可能になります。
マニキュアを塗ることについても、できるだけ避けた方が良いでしょう。

ただしグリーンネイルになってしまうと見た目が非常に悪くなるので、
どうしてもマニキュアやジェルネイルで覆って隠そうとしてしまいがちです。

しかし、これもぐっとこらえて、
絆創膏などで過ごすことによりグリーンネイルの症状も改善していきます。

特に症状が酷くなってしまうと、
爪の全体に緑色のカビが生えてしまうことになるため
自分の手を見るのも嫌になってしまいますが、
治るまではケアをしながら我慢しましょう。

サロンに出向いてもグリーンネイルの状態でオシャレなネイルを施してくれることはありません。

まだカビを取り除くためにはバッファを使うと上でお話しましたが、
無理に爪を削ってしまうのは、負担をかけることになります。

あまりにも爪が薄くペラペラの状態になると折れやすくなることや、
様々な衝撃に弱くなるため、
深く浸透してしまったカビは、
やはり爪が伸びて生え変わる状態を待つしかないのです。

こうならない為にもジェルネイルをしている間は、
定期的にジェルを取り替えることと、
可能な限り水分を避けて生活をすることが求められます。