セルフネイルでもできる3Dネイル
3Dネイルは、セフルネイルの中でも上級者向けです。
絵柄を立体的に描くことができますので、
素人ではできないと思われがちですが、
ネイルサロンに行かなくても完成させることは可能です。
基本となる方法をマスターし、
何回か実践を楽しみながら繰り返していれば、
いつのまにはいろいろなバリエーションのアレンジが作れるようになります。
3Dネイルに必要な基本の道具からご紹介します。
基本的な道具
リキッドという液体はモノマーともいい、
人工爪のアクリリックネイル(スカルプチュア)を作る原料でもあります。
パウダーという粉末はポリマーともいい、
こちらもスカルプチュアの原料として利用されているものです。
アセトンという液体は、
ジェルネイルやスカルプチュアを取り外すときに使用されています。
3Dネイルの場合は、
アセトン:リキッド=1:3の割合の配合で混ぜて使用し、
液体を作って準備します。
割合は人それぞれ好みがありますので、1:1の人もいれば、
1(アセトン):2(リキッド)という人もいますので、
慣れてきたら試してみてください。
使用する液体を注ぐガラス製の容器を、
ダッペンディッシュといいます。
3Dネイルを美しく仕上げるためには、
液体をキレイな状態にしていることが大切です。
汚れてしまったら、作りかえるようにしましょう。
筆は、金属製のキャップがついたものを用意します。
プラスチック製は溶ける性質がありますので、
筆の穂先を守るための金属製キャップが必要です。
筆は、3Dネイル専用に準備してください。
大きな3Dネイルのデザインには、
スカルプチュアで用いる大きな穂先の筆が適しています。
3Dを作成するために、小さな穂先の筆も購入します。
筆がアセトンに付着させるため、
3Dネイル用とスカルプチュア用の筆は別のものを買ってください。
3D用の筆は、品質がいいものを選ぶほど仕上がりもよくなります。
ドット柄の3Dネイル
初心者でもチャレンジしやすい、
ドット柄の3Dネイルの作り方です。
爪に塗りたい色のカラーパウダーを数色、
筆を拭くための小さくカットしたクッキングペーパー、筆、
アセトンとアクリルリキッドを混ぜ合わせた3D用リキッド、
ダッペンディッシュを用意します。
まず初めは、爪のどこでも好みの場所でいいですからミクスチュアを置いてください。
ミクスチュアとは、リキッドに筆をつけてパウダーを取ったもの、
パウダーとリキッドが混ざったものです。
置いたミクスチュアがしっかり爪にくっつくように、
筆を爪に対して並行に持ち、爪に向かって押し当てます。
押す力により、ドットのサイズが変わってきます。
ドットの数だけ、この作業を繰り返します。
1つ目と同じくらいのサイズのドットを、
バランスよく3つくらい置いたら、
もっと小さめのドットを他のカラーで置いていったらできあがりです。